sweet memory




「ちゃんと知ってるんだからっ!花菜が言ってたもの。奏兄が…あの女と男女の仲だって…。花菜に会う度に、あの女が花菜に奏兄とのこと色々言ってきてたのだって全部聞いて知ってるんだから!」

「俺も花菜ちんと野上麻衣が接触してたの知ってるよ」

「おい…それはどういうことだ!?」








穂波は花菜から聞いた話を全て打ち明けた。
最初は冷静に聞こうとしていた奏大であったが、眉間に皺を寄せるばかりで、苛つきを抑えられないでいた。










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