sweet memory
「やっと…奏くんのお嫁さんになれるんだね」
「…あぁ…」
「嬉しい…」
「…あぁ…長かった」
「フフフッ…そうだね。…ねぇ、後は何があるの?」
「後は、この前約束した通り、旅行に行こう」
「うんっ!」
「後は何処へ行きたいか考えておいてくれ。花菜が行きたいところは、極力叶える」
「…ありがとう、奏くん」
2人はお互いの顔を見合わせると、微笑んだ。
それから2日後、花菜は検査の結果、特に異常もないため、退院することが出来た。