Bestfriends or Lovers? ♥
「…り、…絵里」
聞き覚えのある低い声。
「優ちゃん… どうしたの?」
「どうしたの、じゃねぇよ!お前、時間見てみろ」
それに従って時計をみる。
……っ!
あと20分くらいで11時になる。
もしかして、勉強しながら寝てしまった?
あ、あたしのバカー!
「はよ準備しろよ、バーか」
私はバカです…
って!
「優ちゃんは私の部屋から出ていってー!」
服を脱ごうとしたら、
優ちゃんがここにいるって気づくあたし。
「やだ」
そう言って、あたしのベッドに座り込むゆうちゃん。
時間がないんだってば!
「もーっ!時間がないから早くでてって!」
「はぁ… めんどくさい奴だな。外で待ってるから急げ」
優ちゃんが私のベッドから立ち上がって
そういった。
「ヨダレ垂らすなんて子供みたい」
は⁇
ヨダレなんかたらしてないしっ!
「垂らしてな…」
ガチャッ。
うっ…
優ちゃんの小悪魔ーー!!
あーっ!
早く準備しないと!
私は高速で着替える。