社内人気No.1のアイツに不意打ちで愛されています。
「苦しいのも…痛いのもつらいのも、嫌いの理由にはならないよ」
薄茶色の瞳は、涼しげというよりは冷えた視線。
それは今日も愉しげに
「それらは全部、俺の言葉に反応してる証拠」
一瞬にして、距離を詰める。
「好きって言ってるようなものだよ」
好 き
「…、」
囁いた言葉に、懲りることなく奪われる唇。そのまま体は背後の棚へと押し付けられる。
好きって、言ってるようなもの。
好き…
好き、