君がいればこんなにも世界が美しい
4年のブランク
約4年ぶりにとしえの名前を聞いたからびっくりした。
それと真山が覚えてたってゆうのが何かめっちゃ嬉しかった。
よく通った道。でもコンビニができてたり、マンションが建ってたり、結構変わっていて少し寂しく感じた。
としえのとこ到着
チャイムがないからバンバンとガラ戸を叩いて叫ぶ。
「としえ〜!知世子と康平やで〜!」
「…」
返事なし。
「留守かなあ…」
昔はすぐに「はーい」なんて言って出てきたのに。
「庭回ってみよ。」
「うん」
庭に回るととしえがいた。
「としえ!いるんやん」
「久しぶり!知世子と康平やで」
「……!」
びっくりしたように目を丸くしてこっちを見てる。
それから急に何度もうなずいてとしえは泣き出した。
「えっ!?ちょっとちょっと!なんで泣くねんな!?」
「…よう来てくれたね…」
泣きながら言うとしえを見てると何か私もこみ上げてきた。