君がいればこんなにも世界が美しい
「あっ慎や!慎〜!」
廊下にいる坂本君に手を振る美奈。
何かめっちゃ可愛く見える。
「きゃーっ!振ってくれた!こーやって!こーやって!」
「はいはい。わかったから。よかったね。」
「毎朝一緒に来てるからって冷めんといてくれます〜?」
「あらごめんなさ〜い☆」
「憎たらしい奴め!」
「コラ!チヨをいじめるな!」
「コウちゃん!」「真山!」
「コウちゃ〜ん美奈がいじめるぅ〜」
アニメ声でブリッコ(笑)
「いや、それはヒク。」
「あはは!漫才やってんのか。」
「仲良いからこそやもんね〜ッ」
「うわバカップルや」
「バカップル上等!」
とかやってたら休み時間やのに溝口が来て、
「真山!安田!すぐ帰る用意せぇ!お家の方から電話や!」
え?何で2人?とか思いつつ、コウちゃんより早く用意した。「ぐず!早よぅ!」
「うっさい!行くぞ!」
美奈にも何も言えんまま走っていった