悪魔の彼



横に悪魔の羽のようにのびた


また羽が一枚一枚離れた天使のような


少し透け気味で妖精のような



角度によっていろんな色に輝くキラキラとした羽を。



ぴっ



ぴしぴし









バサッ!














私の背中から生えたのはメイドの二倍はあるであろう大きな羽。





イアは満足そうな笑顔で美しい私の羽を見つめた。



メイドの方は呆然としている。





「さあ、パーティーにいこう。」



イアが言った。










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