悪魔の彼



フロウと顔を合わせたくない為、気づかれないように食事をする専用の部屋に行こうとこっそり歩いたのだが








………見つかってしまった。





「おう、今日も似合ってんじゃん♪」



からかわれる。



「イア、何とか言ってよ!」

私達はお互いを兄弟だと知ってもなかなかそう呼べず、まだ名前で呼んでいる。


「可愛いじゃん。」





///ボボッ


自分で顔が赤くなっていくのが分かる。



「やめて!!」




隣にいるセシルでさえクスクスと笑っている。








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