悪魔の彼
自分自身、危険を感じた
あの力はまだ使ったことがない。
俺にもどのくらいの力が出るのかわからない。
すると、小石があるのに気づいた。
そっと手にとり、少し力を込めてみる。
パリン……
ガラスが割れるような音がして、粉々になってしまった。
「!!!」
こんなに大きな力が自分のなかに眠っていたかと思うと、身震いがした。
自分の犯した罪の大きさに、恐れた。
もしかしたら、このまま拘束されていたほうがいいのかもしれない……
こんな力を持つものが、明の世界にいてはいけないのかもしれない。
これが1番正しいのかもしれない………
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