悪魔の彼




多分生まれてから初めての侮辱だろう。



「お願いですから早急に検問をして頂けませんか?」




彼にまでキレられてしまっても困ると思い、私は言った。




すると……




「はあ?イークリンだからって羽も見せられないような餓鬼に言われたくね−っつうの!」








ピキ





プツン














頭の中で血管の切れる音がした…………













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