悪魔の彼






ピシ










バサッ!!










私の背中から生えたその羽は、前だした時よりも大きくなっていた。



多分これも、ニア女王の言っていた変化なのだろうか?





「あ……ああ………」





ふと気づくと、検問官達が口をぱくぱくさせながら私の羽を見ていた。



その様子が可笑しいらしく、リナが必死に笑いを堪えている。





















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