悪魔の彼
駅から少し歩いた所に噂のカラオケはあった
「ここだよぉ♪」
ビリビリッ!!
「っ…いたっ」
静かに扉に触れると指先に電流がはしった
「結衣?
どーかした?大丈夫?」
梨花は心配そう私に声をかける
あー…こんな心配そうな顔、男なら悩殺だろうなぁ
なんて変な事を考えながら
「だいじょーぶ。静電気だよ。ちょっと強めのだけどね」
と笑顔で答えた。
しかし、この時少し嫌な予感がしていたことは確かだった
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