悪魔の彼



私の勝手な予想とは違い、古臭くない外装


中に入るとシンプルで清潔感が漂うごく普通の店だった。




「綺麗な所だね。なんかフツーに歌って帰りたい…」




ボソッと漏らした言葉を聞いた梨花に言われてしまった。




「なにが目的かわかってるでしょ?もー」




梨花が小さく頬をふくらませると、中から店員がでてきて個室に案内された
明るく雰囲気のいい部屋だった




「ほんとにフツ〜」





梨花も思わず呟いた。



何も問題のなさそうな室内




二人は噂は噂にすぎないと、曲をいれて歌いだした






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