悪魔の彼




バッ






突然横からイアがいなくなった。



「あれっ?」




すると隙間から手が伸びてきた



イアらしい声も





「つかまってっ」





私は必死でつかまった

落ちないようにしっかりと。




ドタドタッ




「いてて…」


二人は茂みに落ちたようだった。


「大丈夫?」




イアはもう立っていて、転んだ私を立たせてくれた


「ありがとう」









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