悪魔の彼
「私、どうせ武器なんでしょ…?なんだかよくわかんないけど戦闘サイボーグって」
イアは
私から視線をずらした。
「何のために私を必要とするの?時効……くるんでしょ。だったらそれまで逃げ切ればいいじゃない」
涙は止まることを知らないかのように流れつづける。
「私は道具じゃないっ……ただの高校生だよ人間だよ」
突然連れて来られたこの世界。
正直なにも分からないままきたから不安で一杯だった。
でもよく分からないけどイアが私をに助けを求めてるなら、ついていきたかった。
だって
イアが好きだから−−……