悪魔の彼


「ちょっとそこまで。」



私はそう答えた。


あの人の存在は周りには言わないほうがいい。




理由はないがそう思った。
「今日は疲れたからもうねるね。」



私は倒れてからティープの部屋にお世話になっている。


雰囲気が人間界の私の部屋に似ているといったら貸してくたのだ。



暗い廊下にでて、少し離れた所にあるティープの部屋へ向かう。





「はあ〜、疲れた(´△`)アァ-」




独り言をぶつぶついいながら歩いていると……




物陰に人が見えた。


ぎくっ
としたがすぐ正体に気付いた。




「ティープ。驚かさないでよ。」



ティープの顔は妙に明るかった。




……なんだか不気味だ…



「どうかしたの?」


そっと聞いてみた。








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