relations
「皆さんこんにちは。怒らせ委員会の時間です。ええ、司会を務めますのは私、吉良沙希です。以後お見知りおきを」
吉良「さて、この番組はですねえ…ずばりっ!人を怒らせることが目的です」
浮気「最低ですね…」
吉良「浮気のほうが最低…」
浮気「これは『うき』という名字ですっ!…申し遅れました。私、浮気玲子と申します」
吉良「二人共の自己紹介が終わりましたので、この企画について説明します」
浮気「この学校で、仲のいい人…たくさんいますね。しかし…それは単なる一面です」
吉良「そこで私たちは怒りのスペシャリスト『清水昌』さんに監修をお願いし、その仲良しさんたちが本当に仲良しなのか、ということを暴こうというわけです」
浮気「しかし…私たちはそこまで酷くはありません。そこで…」
吉良「仲良しの二人組、またはそれ以上の組の中から、一人に声をかけ…」
浮気「実験をしないか、ともちかけました」
吉良「するとどうでしょう。最初は躊躇していたにもかかわらず『友達との本当の友情がわかるかも』というと…」
浮気「ほとんどの人がOKしてくれました」
吉良「世も末ですね」
浮気「いえ、そんなことはケンカするほど仲が良いというではありませんか…では、みなさんこちらに」