relations
吉良「ええっと、シチュエーションは福地君の自宅です」
清水「これは最高です。確実に二人きりになれる、最高の場所です」
浮気「モニターで観察しておりますのは、浮気、吉良、清水、そして見た目は軽いし頭脳は子供、権田君です」
権田「あんた酷いよっ!」
吉良「さて、どのような怒らせテクニックを見せてもらえるのでしょうか」
福地「ごめん、数学わからなくって…」
木立「いいよいいよ…わ、私もわかんないことあるし」
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吉良「青春ですね」
浮気「私たちも、高1ですけどね」
清水「今から行われることが地獄と知らないと思うと…クク、楽しみですねぇ」
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木立「それで?どこがわからないの?」
福地「全部」
木立「えっ?」
福地「全部」
木立「ええっと…?」
福地「教えてくれるんでしょぉ~?ねぇ~」
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清水「まぁ、漠然は使いますよね」
漠然…相手に漠然とした答えしか返さない。なお、連続で使わないと効果が薄れる。自分が相談した後、これを行うのが効果的
例…「腹減った」「何食べたい?」「食べ物」「だから種類は何って…」「食べ物」
吉良「さらにあの話し方は鼻抜け声ですね」
鼻抜け声…鼻から抜けたような声をだし、やる気のなさをアピール。
浮気「さて、これはまだ序の口ですよ」
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木立「う、うんえっとじゃあ、2次関数は一般的にy=ax2+bx+c…」
福地「どうして?」
木立「えっ?」
福地「どうして、どうして?なんで二次関数はこうなるの?なんで2×aなの?そもそもなんでy=なの?ねえ、どうして?」
木立「えっと…」
福地「ねえ、どうして?どうして二次関数の公式がこうなるの?bxって書くなら2aって書けばいいんじゃないの?ねえ、どうして?どうしてなの?」