大切なもの


「いや、何もない」



トモはスマホを握り、太陽のストラップを手に取った。



そして何故か、裏側を眺めていた。



表側に埋め込まれたクリアストーンが太陽の陽を吸収し、



あらゆる角度から綺麗な光を放っていた。




「?どうして裏側を見てる…の?」







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