鈍感男。
恋する鈍感男
ずっと傍にいてほしい。
君の1つ1つの
しぐさが愛しいんだ。
僕の言葉で笑ってくれたら
その日は1日ハッピーだし
僕と目が合って
微笑んでくれたら
テストの点なんて
どうでもよくなる。
でも本当は知ってる。
窓越しに誰か見てるコト。
それは誰にも見せない笑顔で
当然僕にも
そんな風には笑わない。
でも今は
自分の精一杯の演技力で
「鈍感男」を演じきる。
気付いてないフリも
けっこう疲れるモンだね。
でもそれしか
僕には出来ないから。
…僕が君の傍にいれる
唯一の方法なんだ。
うん。 まだまだ。
僕には気持ちを
伝える勇気が出ないよ。
君にそんな嬉しそうな顔
させてあげられる
自信がないからね。
結局今日も鈍感男。