私と王子の秘密の趣味


―――その日の夕方



私はいつものようにサークルメンバーが集う出流の(サークル用の)部屋に向かった




―――ガチャ


部屋の鍵を開ける



サークルメンバーは全員合鍵を持っている



「………今日、隼斗君は居るのかな……」




長い廊下を歩き、リビングに入ると……





―――っ!!




そこには隼斗君だけが居た…




どうしよう……


私は帰ろうかと思ってた時に





「綾音さん?帰らないでくださいよ?」


「あ……えっと…………あの…」


何故か困惑する…


何故か、皆に見せる隼斗君のような反応をしてしまう




「ふふっ…ここに座って?」


隼斗君は床に座っていたので隼斗君は自分の前をポンポンと叩いた





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