私と王子の秘密の趣味

｢んー……じゃあ僕…｣

｢うん｣

｢どうすればいい？｣

｢は？｣


どうすればいいって…そんなの知るかぁぁぁあぁあぁあああ!!


ハァ……ハァ…


私は心中で叫び現実で息が上がっていた


隼斗君はいきなり息切れする私を見てびっくりしてた


ま、当たり前か



｢それで？隼斗君は私のこと好きなの？｣


やっぱりまだ信じられないから聞く

｢うん♪大好き♪｣


可愛いく、笑顔で言うな！

なんか辛い……



｢じゃあ……まず、面倒くさいから皆の前でも今の隼斗君でいて…｣

なんか、私だけこの隼斗君を知ってるのイラつく…

だって、本当は普通に話せるくせに皆の前ではオドオドしてて…

でもそれは演技で…


なんか…こう……隼斗君は小動物的可愛さを持っていて、私はそれに萌え萌えしてた。みたいな癒され心を踏みにじられた感じになる…


あのオドオドの癒しは天然じゃなきゃ意味ない!!


だから多分私は最近不機嫌だったんだ……