私と王子の秘密の趣味


いやぁ、ラッキーだったなぁ♪


ルンルンな俺は軽やかなステップ(キメェの分かってっけどな!)しながらカフェに入ると…



聞き覚えのある声がした…



あれは…



綾音と隼斗!?


なんで!?


あいつら今デート中……って、そのデート場所がここ!?



なんだよ、この偶然…


俺は茫然と立っていると綾音が…


「あのね……!」


ってきりだす

もしかして…隼斗の告白の返事をするのか?


綾音は下に俯いている


綾音……

俺はこれを聞いていいのか?


「私、隼斗君のこと……好きだよ」


―――――終わった


その後綾音がなに言ったかなんて覚えてない


てか、聞いてなかった



あ……あ…


ああ……どうしよう…




< 211 / 272 >

この作品をシェア

pagetop