私と王子の秘密の趣味


私はそのあと

自分の教室に行った

まず出席番号順に席に座り

学級委員を決める

先生が

「くじ引きでいいかー?」

「はーい」

「いいっすよ〜」

「俺なりたくねぇ」

「私もぉ」

男女各々で言ってる

で結果…



私と佐藤君になった

私はどうでも良かったけど佐藤君は

「え〜?俺嫌だよ!面倒臭そうだし…緋城さんは??」

「え?私?私は…別にどっちでも…」

本当にどっちでも良かったのに佐藤君は

「緋城さんいい子ちゃんぶらなくていいって!」

「うーん…じゃあ辞める?」

私はイタズラっ子みたいな不適な笑みを醸(かも)し出しながら言った

「え!?あ…いや…やっぱりやろっかなぁ〜」

笑顔をひきつらせ、震えながら言ってる

フフっ、こういう男子って扱いが簡単♪

私の通ってた中学は少しガラが悪く、佐藤君みたいな人間がいっぱいいた

だから扱いがなんとなく分かる

話を進めたいときとか

そういうときに使ってた

「じゃあ、緋城と佐藤でいいな?」

「あぁ!いいぜ」

「賛成!」

みんなが同意して話し合い?が終わった

「起立、礼、」

「「「さよなら―」」」

放課後になって、

「緋城!佐藤!」

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