私と王子の秘密の趣味


つっこんでいた…

「………………」

あっ…私何かやらかした?

ただつっこんだだけなのに…

「……っプ…ハハハハ!…アハ…アハハハハ…」

笑われた…

「酷い…」

「…ハハ…わりぃわりぃ。で?なんだっけ?」

最後の人はお腹を押さえながら言う

でもまだ軽く笑っていた…

すると黒羽さんが

「柚希羅。ふざけるのはやめなさい。自己紹介をして」

……恐っ!!

黒羽さんは普通に言ってるけど殺気があるような気がする…

……アハハ…

そして

“あ〜…自己紹介ね”っと言ってやっと自己紹介を始めた

「俺の名前は
高橋 柚希羅(たかはし ゆきら)。えーと…こん中では最年長…かな?っつっても、雰囲気で俺があんま最年長っぽくないってことわかるだろ?」

「は…はぁ…なんとなく…」

そう言う時点でそんな感じする…

「んで、俺今、声優って仕事してんの。知らない?高橋 雪(たかはし ゆき)って…」

たかはし…ゆ…き……?

って…あの…あんまり…いや、全然顔出ししてない…私の一番好きな…あの…?

「…………………高橋雪?…あの……?」

「そう!!多分その高橋雪!!どう?知ってる?」

知ってるも何も…

「私の大大大好きな声優さんです!ま…まさかこんな所で会えるなんて…」

「お!俺の事知ってるね♪しかも一番好きだなんて…俺…嬉しいなぁ…」



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