私と王子の秘密の趣味
「分かった、じゃあ理科からやろうか」
「はい!」
私は柚希羅さんに教えてもらいながら自宅から持ってきた問題集を解いていった…
「………で…だから、この数を移項して…」
「はい…はい……あ!なるほど!」
「そ!簡単だろ?」
「うーん…多分………?」
「ハハッ…なんで疑問系なんだよ」
私と柚希羅さんはこんな会話をしながら何もなく、普通に問題集を解き、問題集の巻末までした
「んっ…んー……ハァっ!疲れたぁ…」
私は背筋を伸ばしながら言った
「お疲れさま。どう?分かった?」
「んー…どうかな?…多分解りましたよ?」
「……そっか。なら良かった」