君といた日々〜Attending school train〜

君のこと

「実は、私も電車で気になっている人がいるんだ」

「どんな人なの?」

どんな人…。

でも、正直そう聞かれた時全く君の顔を憶えていなかったんだ。

ただ、目のことだけは憶えていた。

だから…

「顔は憶えていないんだ。でも、目が輝いているの。女の子みたい!」

って言ったんだ。
< 6 / 9 >

この作品をシェア

pagetop