苦しくても切なくても好きだから

泣き止んで落ち着いた頃にはすっかり日が暮れていた。


「ごめんね・・・」


あたしは謝りながら直輝から離れた。


すると・・・


「離れるなよ」


そう言って、もう一度抱き締められた。



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