苦しくても切なくても好きだから

それからは直輝の女癖がどんどん悪くなっていって、日に日にエスカレートしていった。


「直輝くん、今日遊べるー?」


「遊べるよ」


直輝はそう言って女のコを抱き締めていた。


「はぁ・・・」


あたしはそれを見て、自然とため息が出た。



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