苦しくても切なくても好きだから
・別れ〈過去編 中学生〉

あたしは次の日、勇気を振り絞って、直輝に声をかけた。


「直輝・・・」


「何?」


やっぱりいつもと同じように直輝の声は冷たかった。



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