苦しくても切なくても好きだから

待ち合わせ場所に着くと、波奈と宮嶋くんはもう来ていた。


「樹莉ー」


波奈はあたし達に気づくとそう言って走ってきた。


「波奈ー」


あたし達はこの間会ったばっかなのにまた抱き合っていた。



< 93 / 266 >

この作品をシェア

pagetop