襲って襲われて。(短編)
ピンチ!
「どーぞ♬」
笑顔で部屋の中へ誘導された。
「ど、どうも…」
俺はぎこちない笑顔で部屋にはいった。
と、同時にベッドに押し倒された。
もちろんタクに。
「ちょ…タ、タク…」
「そんな可愛い顔すんな…我慢できなくなる…」
「タ、タク…どうしたんだ?へ、変だぞ…」
「そんな事ないよ。」
いやいやあきらかにいつもと違うだろ!
「タク…も…離れろ…」
「やーだ♡」
こいつふざけてんのか!
「響、睨んでても可愛いっ♡」
に、睨んでても⁈睨んでたのか…
「タクがこんな事するから…」
「あーもう俺限界…」
「えっタ、タク?ちょ…んんっ」
俺は今タクにキス…されてるのか?
「んんっ…タ、タク…も…やめ…」
そう言うとタクはやっと口を離した。
「そんな事言っても逆効果だよ、響。」
そう言ってタクはまた…
「タク…なに言って……んんっ」
「んっ…んあ……っ…タク…っっ」
数分後、やっとタクの唇から解放された
「はぁ…っ…タク…なんでこんなっ」
「響…可愛い…」
あ、俺は男だった。
タクからなら逃げられる。
そして俺はタクから逃げ…
ずに、今度は俺がタクを押し倒す
体勢になった。
「ちょっ響⁈」
タクは焦ってる。当然だ。
そして俺は…
「タク…好きだよ…」
「えっ響⁈ちょ…んんっ…」
そしてある程度満足した俺は
キスをやめ
可愛い顔をしたタクを見つめた。
「響…俺……」
「ん?どした?」
「俺、やっぱ襲うより襲われる方が好きみたい…」
それを聞いた俺はもう我慢の限界だった
「タク…好きだ…もう…我慢できない」
「俺も…好き…これからも俺をいっぱい襲ってね♡」
「もちろんだ。」
それから俺たちは何度もキスをし
それ以上の事も……
〜END〜