『一生のお願い、聞いてよ。』



先生と、りょうくんの顔が頭の中でぐるぐる。



あたしは、先生のことを忘れられる?

りょうくんは裏切らない?



りょうくん『そんなやつやめとけよ』



いつもより低いトーンで囁くりょうくん。


あたしは、黙って頷いた。


あたしはりょうくんと幸せになる。


先生を見返す。


そう思ってた。





あたしはほんとに男運がない。

そう、気付いたのはたった1ヶ月後だった。




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