『一生のお願い、聞いてよ。』

『普通に考えて見ろよ？そんなナイスタイミングで普通そんなヒーローくるか？』


「え？」


『もしかしたら、俺らのグルかもしんねぇよ？(笑)』



グル…？




『そりゃなぁ、そんなナイスタイミングで助けられたら女はイチコロだもんなぁ？あいつが俺らの連れで、てめぇで遊びたかったら？俺らがレイプしてるときに助けられたらてめぇは惚れるし？遊び放題だもんなぁ？』



「そんなの…嘘！！！」


『なんで嘘なんて言い張れるんだよ？あ？』


「だって…りょうくんは…」



『りょうもこんなガキ相手にして何が楽しいんだろうなー？もうヤられたか？(笑)』


「何もしてないもん！家に送ってもらっただけで何も知らない人だもん！あたしはりょうくんに騙されてなんか…」


『まじで何も知らねえのかよ、まぁ名前がりょうっつうことは分かったし、あの面ならすぐ見つかるわ。情報提供ありがとよー。』


アイツは妙な笑みを浮かべてどこかへ行ってしまった。





完璧に

騙された………



りょうくんに何かあったら…………



あたしのせいだ…。