机ひとつ…
進級
「前嶋彩乃、前嶋彩乃…」
今年は、B組か…担任は誰だろう?
「彩乃〜、早く行くよ!!」
こんにちは、前嶋彩乃です。ただいま、クラス発表の掲示板を見てました。
話しかけてきたのは友達の、佐藤香奈美。共に、高校2年です。
「今いく〜」
返事をしながら小走り、香奈美さん?歩くの早いってば…
そういえば、ほかのクラスメイトの確認するの忘れた!!
誰がいるんだろう…
「彩乃。そういえばさー」
「なに??」
「今年こそ、彼氏作るんでしょうね?」
はい、としか答えさせてもらえないような目で見てくる香奈恵。
香奈恵サン?こわいですよー。なんて言えるはずも無く、
「…ハイ、頑張って作りマス。」
「本当に作ってよ?ダブルデートしたいんだから。」
「うん。分かってるって。」
そう、香奈恵には付き合ってもうすぐ1年を迎える彼氏がいる。
こんな強気な事を言っているけど、実は結構な奥手だったからビックリ!!
そんな香奈恵を見て乙女だなぁ…っと思っていた私。
そして彼氏を作るのは、どうも私の番になったらしい。
2人でのデートもいいけど、ダブルデートをしてみたいと言う香奈恵。
個人的にも、彼氏がほしいと思ってる。だけど、いい人が見つからないという不運。
だから、今年こそ素敵な彼氏を作る!!
「ほら、最初が肝心なんだから。早く席を確認する!!」
「出席番号で並んでるけど?」
「じゃあ、それで頑張る。席替えしたら、もっと頑張ること。」
「了解です。」
そんなことして着席。
苗字の関係で最後の方にいる私。
周りもかなりの男子率。
そんなとき…
今年は、B組か…担任は誰だろう?
「彩乃〜、早く行くよ!!」
こんにちは、前嶋彩乃です。ただいま、クラス発表の掲示板を見てました。
話しかけてきたのは友達の、佐藤香奈美。共に、高校2年です。
「今いく〜」
返事をしながら小走り、香奈美さん?歩くの早いってば…
そういえば、ほかのクラスメイトの確認するの忘れた!!
誰がいるんだろう…
「彩乃。そういえばさー」
「なに??」
「今年こそ、彼氏作るんでしょうね?」
はい、としか答えさせてもらえないような目で見てくる香奈恵。
香奈恵サン?こわいですよー。なんて言えるはずも無く、
「…ハイ、頑張って作りマス。」
「本当に作ってよ?ダブルデートしたいんだから。」
「うん。分かってるって。」
そう、香奈恵には付き合ってもうすぐ1年を迎える彼氏がいる。
こんな強気な事を言っているけど、実は結構な奥手だったからビックリ!!
そんな香奈恵を見て乙女だなぁ…っと思っていた私。
そして彼氏を作るのは、どうも私の番になったらしい。
2人でのデートもいいけど、ダブルデートをしてみたいと言う香奈恵。
個人的にも、彼氏がほしいと思ってる。だけど、いい人が見つからないという不運。
だから、今年こそ素敵な彼氏を作る!!
「ほら、最初が肝心なんだから。早く席を確認する!!」
「出席番号で並んでるけど?」
「じゃあ、それで頑張る。席替えしたら、もっと頑張ること。」
「了解です。」
そんなことして着席。
苗字の関係で最後の方にいる私。
周りもかなりの男子率。
そんなとき…
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