神魔妖幻想曲 ー 斬呪 ー
「やあーん何この子可愛いーっ」
ぎゅうっと少女に抱きつくナルミ。机越しには無理があると思うがナルミはなかなか離れようとはしない。
少女が困っている様子を見て傍観していたユウヤは無理矢理ナルミを引き剥がした。
「阿呆か、困ってんだろ、その子…………えーと、名前は」
「あ、【リーシャ・ハイド】といいます。リーシャと呼んでくださいっ」
ぺこりと頭を下げるリーシャ。
その行動にまたナルミが「やあーん可愛いぃ~」と言って抱きつこうとするので首を腕締めして止めるユウヤ。
「うっ」と唸るナルミを最早無視するユウヤが恐い。
すると、奥の扉がまたキィ…と音をたて開いた。
「お、やっと来たか」
「ちょ、ユウヤぐるじっ……」
ユウヤだけでなくリーシャも扉の方へ集中したため誰もナルミの訴えに気づかなかった。
なんと哀れなナルミ。
ぎゅうっと少女に抱きつくナルミ。机越しには無理があると思うがナルミはなかなか離れようとはしない。
少女が困っている様子を見て傍観していたユウヤは無理矢理ナルミを引き剥がした。
「阿呆か、困ってんだろ、その子…………えーと、名前は」
「あ、【リーシャ・ハイド】といいます。リーシャと呼んでくださいっ」
ぺこりと頭を下げるリーシャ。
その行動にまたナルミが「やあーん可愛いぃ~」と言って抱きつこうとするので首を腕締めして止めるユウヤ。
「うっ」と唸るナルミを最早無視するユウヤが恐い。
すると、奥の扉がまたキィ…と音をたて開いた。
「お、やっと来たか」
「ちょ、ユウヤぐるじっ……」
ユウヤだけでなくリーシャも扉の方へ集中したため誰もナルミの訴えに気づかなかった。
なんと哀れなナルミ。