color ~蒼の色~
もう強引以外の何者でもないやり方で、なんとか今日にこぎつけたんだ!
来てもらわなければ、峰に顔向けできねぇ!
「ねぇ、ほんとに総二郎君来るの?」
不安と苛立ち混じりに聞かれ、来るよって言ったけど、全く自信なんてない。
そわそわ辺りを見渡せば、視界に入ってきたのは、だるそうに自転車をおして歩いてくる、奴の姿。
たっぷり30分遅刻。
「おっせぇ!!」
「もっと遅れる予定だった」
「はぁっ!?」
「蒼がここでいいって言うし、仕方なく」
こ、こいつ…。
まさか吉野がバイバイしなければ、来ないつもりだったな。
ナイス!吉野!!
(でも30分遅刻!!)
全員揃い、俺たちの集団はぞろぞろと歩きだした。
俺は友人らと、峰の友達グループと仲良くなるので必死だった。
そんなとき、聞こえてきたのは、
「ひどいっ!!」
泣いて叫ぶ峰だった。
「総二郎!お前何やってんだ!?」
泣いてる峰を、ボーっとした顔で見てたかと思うと、
「りんご飴、どっこかな~?」
と、立ち去ろうとするし!
「そっうっじっろぉー!!何した、お前!?」
「え?してない」
それ聞いて、さらに泣き出した峰。
なんなんだ。この男は!?
それに気づいて集まってきた花火メンバーの前で、とんでもないことをさらっと言いやがったんだ。
来てもらわなければ、峰に顔向けできねぇ!
「ねぇ、ほんとに総二郎君来るの?」
不安と苛立ち混じりに聞かれ、来るよって言ったけど、全く自信なんてない。
そわそわ辺りを見渡せば、視界に入ってきたのは、だるそうに自転車をおして歩いてくる、奴の姿。
たっぷり30分遅刻。
「おっせぇ!!」
「もっと遅れる予定だった」
「はぁっ!?」
「蒼がここでいいって言うし、仕方なく」
こ、こいつ…。
まさか吉野がバイバイしなければ、来ないつもりだったな。
ナイス!吉野!!
(でも30分遅刻!!)
全員揃い、俺たちの集団はぞろぞろと歩きだした。
俺は友人らと、峰の友達グループと仲良くなるので必死だった。
そんなとき、聞こえてきたのは、
「ひどいっ!!」
泣いて叫ぶ峰だった。
「総二郎!お前何やってんだ!?」
泣いてる峰を、ボーっとした顔で見てたかと思うと、
「りんご飴、どっこかな~?」
と、立ち去ろうとするし!
「そっうっじっろぉー!!何した、お前!?」
「え?してない」
それ聞いて、さらに泣き出した峰。
なんなんだ。この男は!?
それに気づいて集まってきた花火メンバーの前で、とんでもないことをさらっと言いやがったんだ。