愛しい人
彼に引かれながら 重い足取りで歩く




「何時に行くの?」




「10時」



朝行っちゃうんだ・・




「お見送りする!」




彼の手を引っ張って 戻ろうとするけど




「学校だろ!寝てないけど 大丈夫か?」




そんな心配いらないよ!




泣きじゃくる私に 彼は困ってた



一歩一歩 ゆっくり歩く私
それに合わせる彼



どこまで 優しいの




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