君の笑顔と青空と



あれ……付き合ってない?



「2人でおるからって付き合うとるわけないやろ」


と森口。



「せやで!」


と梨子。



「そうなんや、」




他に何か言おうとしたけど止めた。



「教室、先戻るね。美紗ら待っとるし」


「了解!」



そう言い、2人を置いて小走りに教室へ向かった。










「お帰りー。パンあった?」



既に弁当を食べ終えた美紗達は、机を円のように繋げてトランプを広げていた。



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