永遠の幸せを
「うん。これからよろしくね…圭吾」


「ああ…よろしく」



圭吾の眼鏡越し見える瞳はテレ臭そうな反応を示して、視線の方向を泳がせる。




「…やっぱり、変だ…」




圭吾は顔をハンドルを突っ伏せてしまった。



「圭吾?」




「柄にもなく…俺…テレてんだ…しばらく…話しかけないでくれ」




「うん・・・」



私も圭吾のテレが伝染して、頬が急激にピンクに染まった。






< 146 / 258 >

この作品をシェア

pagetop