永遠の幸せを
* * *


ショーを終え、ランド内のレストランでランチタイム。



それからは圭吾と新君は色んな乗り物に乗り、遊ぶ。



妊娠中の私は残念だけど…カメラ役に徹した。



地平線が茜色に染まる頃。



3人で観覧車に乗った。


でも、遊び疲れた新君はウトウトとして圭吾の肩に身体を預け遅めのお昼寝。




「疲れたのね…」



「美紅君は疲れてないの?」



「少し疲れたかな?」



「大丈夫か?」


観覧車がてっぺんまで上がっていく。


差し込む夕陽の光が私たちを黄金色に輝かせる。




「ありがとう」



圭吾の顔が私の顔に近づく。




夕映えの中、私たちは甘いキスを交わした。


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