永遠の幸せを
嫉妬してくれるのは愛されてる証拠だけど。


疑われるのは悲しいーーー・・・



一息つく間もなく…潤子さんが新君を迎えにやってきた。



圭吾には礼を言ったものの、私には何もなし。



嫌われてるのは分かるけど…



あからさまに無視して帰ろうとする潤子さんの態度にムスッとした。


赤ちゃんの生育の不機嫌なキモチは良くないけど。


私だって人間だ…



心は感情に左右される。




「潤子…美紅にも礼を言え…」



「私は貴方に新の世話を頼んだ憶えはないわ…兄貴に頼んだのよ」



「潤子!!?」



「いいわよ。別に…」



新君が好きでも、潤子さんが私を敵対視してる限り、互いに寄り添うのは無理だった。




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