永遠の幸せを
「吉良さん・・・私と同じマンションに住んでいたんですか?」


「まぁね」



今まで、エントランスで会わなかったのが不思議。



私と吉良さんは同じマンションに住んでいたーーー・・・




吉良さんは最上階。



このマンションでは一番高い部屋を浅見さんとシェアして、住んでいた。



「こんばんわ・・・」



「こんばんわ・・・」



浅見さんは黒のエプロン姿で右手にフライパンを持っていた。



「今夜のメニューは何?」



「お前の好きなカジキマグロのステーキだ」



「マジで…」

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