永遠の幸せを
* * *


潤子さんは新君の入院を機に、仕事は休業。


彼女のテリトリーは別の男性MRが回るコトに。



恋人である原先生が優しく潤子さんを支え続けた。



唯のハゲのセクハラ魔王だと思ってけど…原先生の真摯な愛情表現に人間性を見直した。



「これ、メンバーの人数分…コピーして、諏訪部さん」



吉良さんが私に今度のミーティングに使用する資料のコピーを頼んできた。




「はい」



私はノートパソコンをシャットダウンして、吉良さんから渡された資料を手に取った。



吉良さんがお父さんの頼んだシークレットサービスだっとは…


てっきり、吉良さんの思われてると勘違いしていた自分が恥ずかしい。


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