永遠の幸せを
新は初めて顔合わせする同じ病に苦しむ子供たちと会う。



みんな、笑顔で新を受け入れてくれた。



潤子も隣のベットの母親と挨拶を交わす。




「わたし、七瀬香里(ななせかおり)7歳…新君は何歳?」



「ボクは5歳…00保育園のぞう組」



ビニールカーテン越しに新と香里ちゃんは自己紹介をしていた。



「新…喧嘩するなよ。隣の女の子何だか…仲良くしろよ」



「わかってるもん」



新は向きに俺に言い返した。


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