永遠の幸せを
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今日は戌の日。
安産祈願で有名な神社のサラシを哲さんに巻いて貰っていた。
「そうやって巻くんだ…」
「留奈…いい加減…あんた…サラシの巻き方くらい覚えなさいよ」
「…でも、普段は付けないし…覚えても直ぐに忘れるわ」
近くで見ているお母さんは全く、憶える気配がない。
「誰かが妊娠して戌の日の度に呼び出されるのは…嫌よ…」
私は全身ミラーでワンピースの上からお腹に巻かれたサラシを見つめる。
「見事だね。さすがは哲さん」
「ふん。あんたはちゃんと覚えるのよ!!美紅ちゃん」
「面倒くさいから・・・ガードルで十分よ」
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今日は戌の日。
安産祈願で有名な神社のサラシを哲さんに巻いて貰っていた。
「そうやって巻くんだ…」
「留奈…いい加減…あんた…サラシの巻き方くらい覚えなさいよ」
「…でも、普段は付けないし…覚えても直ぐに忘れるわ」
近くで見ているお母さんは全く、憶える気配がない。
「誰かが妊娠して戌の日の度に呼び出されるのは…嫌よ…」
私は全身ミラーでワンピースの上からお腹に巻かれたサラシを見つめる。
「見事だね。さすがは哲さん」
「ふん。あんたはちゃんと覚えるのよ!!美紅ちゃん」
「面倒くさいから・・・ガードルで十分よ」