永遠の幸せを
私はビニールカーテンを開けて、ベット下に落ちたお膳の煮物を潤子さんと一緒に拾った。




「ありがとう・・・美紅」




オフィスで見ていた潤子さんとは別人のように変貌していた。



新君の付き添いで、疲れている様子。



「配膳係の人に返してくるわ」



新君は潤子さんの言葉を無視して、ゲーム機で遊んでいた。



「私も付いていくわ」



私は潤子さんの後に付いていく。



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