永遠の幸せを
院内の1階の受付脇にあるカフェスペース。



街でもチェーン展開する外資系のカフェの店。




「…美味しい…」



「…外回りの時はいつも…好んでこの店のコーヒーを飲んで休憩した」



「私も」




私たちは初めて共通の話題で、おしゃべりに花を咲かせる。




「…貴方には随分、辛く当たったのに…私の親切にしてくれて、ありがとう」




「…圭吾の妹だし、ママとなる私としてはほっておけなくて」



「…兄貴に似て…優しいのね…」



「そりゃ、初めは貴方のコト…嫌いだったけど」



「やっぱり・・・」



「はっきり言い過ぎたわね…ゴメンなさい」




「いいわよ。本音を隠される方が…嫌」
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