永遠の幸せを
《25》ピンクはオカマ

ー美紅side-

圭吾は小児病棟で行われるお楽しみ会の出し物に頭を悩めていた。



「…借りて来たわよ!!圭ちゃん」



哲さんが知り合いのキャラクター造型メーカーから衣装をを借りてきた。



「…銀河戦隊ギャラクシーレンジャーの衣装よ…5体あるからどれでも好きな色選んでね」


「・・・」



圭吾はリビングのテーブルに並んだ色違いの衣装を選ぶ。



「ちなみにピンクはダメ…あたしがピンクレンジャー役するから」



「冗談でしょ?哲さん


ピンクは5人の紅一点で一番可愛い看護師がやるべきよ!!」









< 235 / 258 >

この作品をシェア

pagetop