永遠の幸せを
私は仕事だって捨てたくない…


仕事に子育て…家事だって両立させて見せる。



「着いたぞ…」


会社近くの舗道脇に車を停めた。



「いってきます」



「いってらしゃい」



赤ちゃんがピクピクと動いた。



「赤ちゃんが動いた…」



「…そっか…朝から元気だなっ」



圭吾は眼鏡の奥の瞳を嬉しさで細める。


二人だけの生活も後2ヵ月ーーー・・・



3人の生活が待っている…

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